移民強制ダイアリー

重くて動かないブログここはナンバー001はてブロ

“たけし&石橋”で視聴率8・8%…TBS新番組、苦戦のワケ

“たけし&石橋”で視聴率8・8%…TBS新番組、苦戦のワケ

 かつてお笑い界の視聴率男といわれた2人を使いきれなかったのか。ビートたけし(65)と、とんねるず
石橋貴明(50)が初タッグを組んだTBS系新番組「日曜ゴールデンで何やってんだテレビ」(日曜午後
7時57分)の初回視聴率が8・8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と、振るわなかった。局側の演出法
へ疑問の声もあがっている。

 この日は、巨人が中日に“逆王手”をかけたプロ野球クライマックスシリーズ日本テレビ系が中継し、
17・5%の視聴率で同時間帯トップに。フジテレビ系のバラエティーほこ×たて 2時間スペシャル」も
16・3%と健闘。人気低迷のNHK大河ドラマ平清盛」が7・9%だったのはともかく、「たけし×石橋」で
視聴率がヒトケタとは寂しい限りだ。

 番組は、冒頭から石橋が「たけしさんは、オレらにとって王さん長島さんなわけだよ。投げる球がないよ」
と緊張気味に自ら車を運転して、たけし邸へ出迎えに。

 助手席にたけしが乗ると、車中では石橋との掛け合いで芸能人のヅラ話や昔の営業のエピソードを
ざっくばらんに語り合いながら、TBSへ。

 そのまま会議室で2人きりの制作会議が始まり、たけしが「番組タイトルは『めざせ10%』にしようか」とボケれば、石橋は「TBSのエライ人がたくさんあいさつにきた」など番組への期待感を逆手に取り、たけしも「最近ね、TBSは人がコロコロ変わるから、わからないよ」など自虐ネタ。「ノーパン跳び箱をやろうか」など毒ガスを振りまいた。

 良くなかったのは、「TBS側の余計なテロップと作られた笑い声」。不満の声が、放送中からインターネット
上にあふれた。

 2人の車中トークでは、スタッフ目線で「シートベルトした2人はえらい」「アウトレイジおもしろかった」など、
空気の読めない局側のテロップが終始流れた。2人の制作会議では、楽屋落ち風のスタッフの笑い声が
入り続ける…。

 番組批評で知られるライターの田幸和歌子さんは、「2人のやりとりをちゃんと見たいのに、余計な文字
情報が多すぎました。インターネットのニコニコ動画2ちゃんねる実況版のようなノリなのかもしれませんが、
お世辞にもセンスが良いとは言えません」とバッサリ。

 笑いのSE(効果音)についても、「ドリフのコントじゃあるまいし。たけしさんがスタッフ笑いに対して“本気の
笑い”と“お愛想笑い”の違いについて指摘する場面もありました。この編集では、お2人に失礼だったのでは
?」と話す。