移民強制ダイアリー

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2015年までに読みたい本

↑のレビューっぽいもの

（１）青酸カリより2000倍毒性が高いセシウム
武田氏が嘗て「ダイオキシンは青酸カリの6万倍の猛毒」とする報道の誤りを批判していたことを思い出した（「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」）。
「セシウム137のLD50は0.1mg程度であり、青酸カリの200mg程度と比べると2,000倍毒性が高い」ということである。比放射能から0.1mgのセシウム137の放射能を計算してみると、約3.2億ベクレル（3.2×10８ベクレル）になる。これを実効線量に換算すると約4,000mSv=4Svに相当し、なるほど確定的影響が生じてもおかしくない。


４）危険地帯、安全地帯を色分けした地図に疑問。こんなにきっちり色分けできるものでしょうか？私が一番、疑問を感じたのはこの地図です。無責任です。

→沖縄まで逃げればいいんじゃないの


今は放射能は怖いと書けば本が売れる時代なので、このような本が出るのは仕方がないが、それにしてもひどい。著者はそんなにしてまで儲けたいのだろうか。提示した具体的なデータはチェルノブイリ後の甲状腺癌の増加を示したグラフだけ。それ以外は自分に都合の良い事実のみをピックアップして、それを過剰評価したあげくに、四年後の日本の行く末までにも言及している。いたずらに読者の不安を煽って風評被害の拡大を図っているのだ。


コメント:
実際の汚染を風評などと言い換えることこそやめていただきたいです。